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ラ・フロレゾン・ドゥ・タケウチ(着物で食べ歩き)名古屋市中区

昨年の末に放送された木村拓哉さん主演のドラマ『グランメゾン東京』を見たおかげで、昨年末よりフレンチ熱が盛り上がっている今日この頃です。

今回伺ったお店は『ラ・フロレゾン・ドゥ・タケウチ』さん、名古屋市中区の名古屋市美術館近くのビルの一階にあります。

ラフロレゾンドゥタケウチ

店内は白を基調とした落ち着いた雰囲気で、入口近くに厨房を臨めるカウンターが6席と、テーブルが14席あります。

次伺う際は、カウンター席で料理を作っているところを見ながらもいいなあとも思います。

まず初めに、カリフラワーを使った2種類のアミューズが出てきます。

ラフロレゾンドゥタケウチ

カリフラワーのタルトとカニとウニの身がしっかりと入ったカリフラワームース。アミューズは料理人の腕前の片りんを見ることができるといわれますが、まさに今日のコースの期待感が一気に高まります。

ラフロレゾンドゥタケウチ

続いて前菜の1品目は『宮城県産のキハダマグロのタルタルとウズラの卵のコンフィー知多半島産マイクロリーフとキャビアを添えて』

ラフロレゾンドゥタケウチ

運ばれてきたときには、ガラスの蓋がかぶさっていて、開けた途端、燻製のいい香りが広がります。

フレンチの一番の魅力は味はもちろんですが、見た目の美しさ。

目、鼻、口から料理を楽しむことができます。

ラフロレゾンドゥタケウチ

前菜2品目は『スペイン産フォアグラのア・ラ・プランチャ 林檎のタルトタタンと共に』

ジューシーなフォアグラと酸味の効いた林檎のソース、生クリームの味わいが美味しいハーモニーを醸し出します。

 

ラフロレゾンドゥタケウチ

さて、着物を着たときに奥のグラスをとろうと手を伸ばす際は、袖に手を添えてグラスをとるとしぐさも優雅で、袖を汚さずに済みます。普段の洋装と違う気づかいが必要になります。

ラフロレゾンドゥタケウチ

魚料理は『山口県産クエのキュイソン・ナクレ 天然鮑と柚子の香るナージュ仕立て』

皮目はカリッと身は絶妙な半生加減のクエ。キュイソンナクレとは『真珠色の火入れ』というような意味らしく、身の部分は真珠のように光り輝いています。 ナージュ仕立てとはスープ仕立のようなものでだしの出たスープも頂くことができます。

 

ラフロレゾンドゥタケウチ

メインの肉料理は『フランスシャラン産ビュルゴー鴨の低温ロースト季節野菜を添えて 発酵黒にんにくと香り高いジュのソース』。 最近は低温ローストという調理法をよく目にしますが、きれいなピンク色のこちらの料理も見た目にも美しく柔らかな鴨のお肉とソースや添えのキノコとのハーモニーが最高でした。

ラフロレゾンドゥタケウチ

デザートは、グラスの上にのっている飴を割りながら食べるのですが、ベリーの酸味とマスカルポーネチーズのアイスと飴の歯ごたえが、混ざり合って最後の最後まで大満足のコースでした。

ラフロレゾンドゥタケウチ

今回のコーディネイトは羽織やコートをはおらずビロードのショールを使いました。バッグは洋装でも使えそうなむじな菊のバッグを合わせてみました。

ラフロレゾンドゥタケウチ

メインの着物はフレンチレストランのような洋の空間でもしっくりくるようなコーディネイトを心掛けました。シンプルな格子柄の大島紬に型絵染作家岡本紘子さんの名古屋帯。帯揚げは型絵染の帯に負けないオレンジの帯揚げを使い、すっきりとした中にもアーティスティックなコーディネイトに仕上げました。

ラフロレゾンドゥタケウチ

【ラ・フロレゾン・ドゥ・タケウチ】(2020年1月現在)

ジャンル フランス料理

料金

【Lunch】

【Dinner】

 

  • 地下鉄伏見駅 5番出口より 徒歩 6分
  • 地下鉄矢場町駅 6番出口より 徒歩 10分

TEL.052-218-6738

定休日:毎週月曜日、月1回連休あり(不定休)

営業時間

Lunch 12:00 ~ 13:00(L.O)/CLOSE 15:00
Dinner 18:00 ~ 20:00(L.O)/CLOSE 22:30

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