昨日は雨の中、名古屋の熱田にある天ぷら割烹 井善さんで行われた歌舞伎ソムリエおくだ健太郎さんが主催されるおくだ会に参加してきました。

着物を着られる方は歌舞伎をお好きな方も多く、少し知っておかなければと興味を持ち始めた歌舞伎ですが、はまり症の性格が災い(幸い？)して最近ではすっかりはまってしまいました。

歌舞伎座も遠いため、御園座が早く完成しないことには、なかなか歌舞伎をみることもできず、DVDを買ったり、テレビの歌舞伎番組、youtubeを見漁る日々。

今回のおくだ会でお話いただいた演目は(一谷嫩軍記いちのたにふたばぐんき)。

合戦の中、わが子を身代わりにして平敦盛をにがす熊谷次郎直実の葛藤の物語。

おくださんの講演は劇中の様子を体を使って再現したり、せりふまわし役者の秘話を教えて頂けたりと、歌舞伎をリアルに感じる絶好を場でもあります。

さて、今回の楽しみもう一つはお食事。天ぷら割烹の井善さんは初めて伺ったのですが、季節感のある美味しい料理はもちろんですが、  

遊び心溢れる演出もこの会の魅力だそうです。

ふきのとうを使った揚げ餃子の中に一つだけ青唐辛子の入ったものがひとつあり、一緒の席の方とロシアンルーレット的に順番に食べていくゲーム。あろうことか最後の一つになるまで引かず、唐辛子の入った餃子はおくだ先生に差し上げました。

初めて参加したにもかかわらずアットホームで楽しい雰囲気を満喫しました。

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