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着物の基礎知識からシーンに合わせた着物の選び方・着こなし術など､着物初心者の方から上級者の方まで幅広く役に立つ情報をお届けいたします！
袖を引っ掛けないように気をつけよう！
普段との違いを意識して！
毎日着物で過ごしている方ならともかく、着物を着たときは普段の洋装とは違い立ち振る舞いなど戸惑うことも多いもの。特に振袖は袖が長い上に、生まれて初めて着物を着るという女性も多く、振りの存在を忘れがち。車に乗ったときに車のドアで挟んでしまったり、椅子に座るときに長い袖が床についてしまっているケースもよく見かけます。そうして付いた汚れや油ジミはとれないことも多く、せっかくの晴れ着を台無しにしてしまいます。車や椅子など腰掛ける際は、振りをひざの上において引きずらないよう注意が必要です。
振袖以外のきものでは、袖の長さもそれほど長くないですが、物を取ったり手を伸ばしたりする際は、反対の手を添えるなど着物らしい所作が必要です。また、意外と曲者なのがドアノブ。特にL字のドアノブは高さもちょうど引っ掛けやすい高さにあるので、、急いでいるときなど引っ掛けてしまい、生地まで傷めてしまうことも意外と多いのです。
とにかく着物を着たときは、普段と違いを意識し、着物らしい立ち振る舞いを意識することで、女性らしい品のよさが身についていきます。
